waranouekaranoyoushi 藁の上からの養子(わらのうえからのようし)

藁の上からの養子とは、養子縁組届に代えて、他人の子を自分たちの嫡出子として出生届をする場合をいいます。例えば、甲と乙との間にAという子が生まれたとしましょう。しかし、甲と乙の子として出生届を出すのではなく、ⅩとYがAを貰い受け、XとYが自分たちの嫡出子としてAの出生届を出します。この出生届に養子縁組届としての効力が認められるか、が問題となりますが、判例は否定的に解しています。