katokusouzoku 家督相続(かとくそうぞく)

相続制度の1つです。戦前の民法において採用されていました。「家」の統率者たる戸主の地位と、それに付随する財産(両者を併せて「家督」と言います。)を、主に長男が単独で独占的に相続する制度を言います。現代では、相続人間の平等の観念が浸透し、家督相続は廃止されています。